□第1話 「meet again」 |
 |
春休み。高校2年への進学を控えた光一は、気になる
女の子がいるものの誘う勇気もなく、家でひとりくつ
ろいでいた。そこに突然来訪する美少女。我が者顔で
家に上がりシャワーを浴び始めた彼女は、何と2年ぶりに
フランスから帰ってきた幼馴染みの摩央姉ちゃんこと水澤
摩央だという。ビン底眼鏡で受験の鬼だった摩央しか知ら
ない光一は、その変貌ぶりに唖然とする。 |
 |
□第2話 「cool beauty」 |
 |
0点の答案を折った紙飛行機を拾った一輝。持ち主で
ある天才少女、二見瑛理子のもとに届けるが、彼女は
いきなり「実験」といって一輝にキスをして立ち去った。
翌日は入学式。各部の新入生勧誘の騒ぎをよそに、放課後
あてもなくぶらつく摩央はサックスの音色に気づく。それ
は同じクラスの甲斐栄二の奏でる音だった。ミュージシャン
になるため、受験に興味はないと言い放つ甲斐。何故か
摩央はその言葉に共感し、彼の前で受験の話をしない
ことを誓うのだった。 |
 |
□第3話 「book mark」 |
 |
一輝の妹・菜々も輝日南高校に入学。早くもうどん
好きの少女・里仲なるみと仲良くなりゴキゲン。
光一の結美への想いを知り、お姉さんとして協力を
約束する摩央。菜々はカラオケボックスで摩央の
歓迎会を開くことを提案するが、割引のための人数
が足りない。摩央は光一の気持ちを汲み、結美を
カラオケに誘う。その帰り道、光一に結美を送らせ、
ひとり帰宅する摩央。ふと見かけたジャズバーで、
摩央は開店の準備をする甲斐に気づく……。 |
 |
□第4話 「step in」 |
 |
カラオケから一ヶ月。進展のない光一と結美の仲に
やきもきする摩央は、「その一歩をためらうな」と光一
をけしかける。映研の次回作のシナリオを任された
光一は、意を決して結美に話かける。サッカー部一の
実力者・咲野明日夏は、一輝にディフェンスの才能を
見い出し練習相手にしている。練習嫌いの一輝に苛
立つ明日夏。「そんな中途半端で後悔しないの?
あたしはどんなにうまくても……」一輝は、公式試合
に出られない彼女の悔しさを知る。 |
 |
□第5話 「jump up」 |
 |
摩央をデートに誘う甲斐。約束通り受験の話はなく、
音楽の話題などで盛り上がる二人。摩央もまんざら
ではないようだ。一方、光一は、シナリオの参考意見
を聞くために、たびたび図書室で結美と逢うようになっ
ていた。そして瑛理子のことが気になる一輝。「実験」
は一方的に瑛理子から中止の宣告をされている。
昔から中途半端で、「その一歩」が踏み出せない一輝。
だが、摩央や光一との思い出が、一輝にある決意をさせる。 |
 |
□第6話 「each melancholy」 |
 |
再開された一輝と瑛理子の「実験」。また、一輝は
明日夏とも仲直りし、中途半端な自分を変えようと
していた。だが、明日夏に退部の危機が! 勉強が
苦手な明日夏は、中間テストで赤点を取ると部活停止
になってしまうのだ。
一方、かつてガリ勉少女だった摩央も、高校受験失敗
の反動で勉強嫌いになっていた。一輝と光一は彼女
たちのために、図書室での勉強会を提案する。柊や
結美、菜々たちも加わり、和やかな雰囲気だったが……。 |
 |
□第7話 「dear actress」 |
 |
中間テストは無事終了。なるみの実家のうどん屋
「里なか」をたまり場に、映画研究部の活動も
再開した。学園祭で上映する映画のあらすじも、
光一と結美で組み上げた恋愛ストーリーに決定
する。しかし摩央や菜々たちをはじめ、誰もが
ヒロイン役には尻込み。柊は祇条深月の勧誘に
成功するが、彼女の口からは意外な言葉が。
一方、甲斐の働くジャズバーに度々顔を出すよう
になった摩央。光一たちのことを気にかける摩央に甲斐は……。 |
 |
□第8話 「close to you」 |
 |
甲斐とどう接したらよいかわからず、保健室に避
難する摩央。そこで授業をサボタージュ中の瑛理子
と再会する。「自分のことが良くわからない」とぼ
やく摩央に、瑛理子は「自分のことは自分が一番良
くわかる」と言い放つ。放課後、一輝は瑛理子の味覚
を試すため、とんでもメニューのあるラーメン屋と
「里なか」へ誘う。瑛理子の味覚音痴ぶりは明日夏や
映画研究部メンバーにとっては親しみを感じるものだった。 |
 |
□第9話 「water girls」 |
 |
校内水泳大会開催! 柊のはた迷惑な閃きに
よって、光一と一輝は水着の似合う女子を映画
にスカウトしようとする。しかし栗生恵にクギ
を刺され、おとなしく競技に集中。大会で活躍
する明日夏だが、はりきりすぎて足をつってしまう。
回復しないまま最後のリレーに出場しようとする
明日夏を、瑛理子が止める。結果の見えた勝負は
「やるだけ無駄」だという瑛理子に、明日夏は「やっ
てみなければわからない」と応える。そして結果は……。 |
 |
□第10話 「miss tone」 |
 |
光一のことを変に意識してしまい、普段の態度も、
どこかギクシャクしてしまう摩央。そうとは知ら
ず摩央の様子を心配した光一は、街で偶然出会った
甲斐に相談する。気持ちを切り替えて甲斐とのデート
に出かけ、元気を取り戻した摩央だが、光一が甲斐
に相談していたことを知り、憤然として帰宅する。
だが、そこには風邪をひいて寝込んだ光一の姿が
あった。光一の家族が留守のため、やむなく怒りを
忘れて看病する摩央だが……。 |
 |
□第11話 「tear drops」 |
 |
映画のロケハンで祇条深月の家を訪れる映画研究
部一行。深月の好意で摩央、結美、菜々となるみ
はもちろん、明日夏や瑛理子も招待されていた。
広大な祇条家の屋敷と深月のもてなしに圧倒され
る一同。誰もが驚きを隠せない中、なぜか沈みが
ちな結美とそれを心配する光一。昼食後に行われ
たかくれんぼで深月と一緒に隠れた摩央は、深月
の恋愛に憧れる想いを知る。同時に摩央は、自分
自身の想いが揺れはじめていることに気付くのだった。 |
 |
□第12話 「passing rain」 |
 |
夏休み直前だというのに様子のおかしい結美を心配
する光一。そして摩央は、光一のその姿に言い知れ
ない想いに駆られつつも、お姉さんとしての恋愛の
アドバイスを忘れないのだった。一方、深月の家で
のかくれんぼを通じて、瑛理子と急接近できた一輝
のテンションは高く、放課後の明日夏との個人練習
でも、一輝の動きのキレは明日夏も思わず舌をまく
ほどであった。だが、プレイに夢中になりすぎて
明日夏は転倒、足を怪我してしまう。 |
 |
□第13話 「crossroad」 |
 |
一学期最後の日。結美の協力を得て、何とかシナリ
オを書き上げた光一の心は晴れやかだ。明日夏の怪
我は深刻なものではなかったが、2週間程の安静が
必要だった。怪我の責任の半分は自分にあると、色
々と明日夏を気遣う一輝。サッカーの練習も気合い
が入るが、その心には瑛理子への想いがあった。
一方、明日夏も、負傷した時の一輝の行動力やその
心遣いに、頼もしさを感じる様になる。そして、結
美から衝撃の告白を受けた光一は・・・。 |
 |